第20期女流王位戦 第5局

清水が3期ぶりタイトル奪還

感想戦でくつろいだ表情を見せる清水新女流王位=16日午後8時すぎ、徳島市内のホテルクレメント徳島
 石橋幸緒女流王位(28)に清水市代女流2冠(40)=女流名人、女流王将=が挑戦していた将棋の第20期女流王位戦5番勝負の第5局は16日、徳島市のホテルクレメント徳島で指され、午後7時22分、後手番の清水が124手までで石橋を下し、対戦成績を3勝2敗として3期ぶりにタイトルを奪還、通算在位を14期に伸ばした。持ち時間各4時間のうち、残りは両者1分。

 4年連続の師弟対決は一昨年、昨年に続き今期もフルセットにもつれ込んだ。2年連続で最終局を落としていた清水は粘り強さを発揮し、念願の返り咲きを果たした。3年9カ月ぶりの3冠復帰で、自己の持つタイトル獲得記録を43期に更新した。

■清水市代・新女流王位の話 端攻めをされ、自信があったわけではないですが、6五歩(72手目)が間に合って面白くなったかと。6四飛成(96手目)と金を取ったところで勝ちになったと思いました。愛着のあるタイトル戦で結果が出せてうれしいです。応援してくださった皆さまに感謝します。

■石橋幸緒・前女流王位の話 端攻めをしましたが空振りでした。1八飛(63手目)では3四歩と打つべきでした。6五歩(72手目)と突かれたところでは、こちらが悪いでしょう。本局を含めて5番勝負全体では、よさそうなところで判断ミスしたのが悔やまれます。来期すぐに出てこられるよう頑張ります。